旅先にやってきたら外せないのが、そうグルメです。

事前の調査によると、シンガポールは多民族国家で国民の9%はインド系。インドからやってきたカレーがシンガポールに根付いているようですよ。
カレー大好きな我々、シンガポールカレーを非常に楽しみにしておりました！

早速美味しいカレーを探してみると、ここにもそこにもカレーがいっぱい。
宿泊先のホテルの朝食ブッフェでもカレー。

今日のお目当はこれ！魚の頭が丸ごと入ったフィッシュヘッド・カレー！

どんっ

デカーーーイ！！

我々、smallサイズを頼んだはずが、軽く３〜４人前くらいはありそうなすごいヤツがやってまいりました。魚の頭もしっかり入っていますよ。

フィッシュヘッド・カレーは、南インドカレーに属していて主食は米！　ルーもスープのようにサラサラなんです。その昔、南インドからシンガポールにやって来たインド人が魚市場で捨てられている魚の頭を見て作ったと言われている、シンガポール発祥のカレーなんですよ！

何はともあれ、早速いただいてみるとしましょう。

あむ……

スパイスの味が複雑に絡み合って、これはなかなか日本では味わえない美味しさ！！　酸味の効いたサラサラスープにタイ米が合う合う。暑いシンガポールで汗をかきながら食べるカレーは最高です。

汗をダラダラ流しながらも、なぜか食欲は刺激され、大量のカレーを無事に完食！！　これぞ本場スパイスカレーの力かもしれません。

スパイスを買いにやってきた

いや〜想像以上に美味しかったシンガポールカレー。この味、なんとか再現できないもんかね。

Banana Leaf Apoloがあるのは、インド系シンガポール人の居住地域「リトル・インディア」と呼ばれるエリア。一歩足を踏み入れると、カラフルな寺院やお店が軒を連ねます。インドの服や雑貨などに混じって、もちろんインドの食材もたくさん売っています。

ここなら、きっとあの味を再現するために必要なスパイス達が見つかるはず・・！　ということで、インド系シンガポール人御用達のスーパーマーケットにやって来ましたよ！

さすがインド街のスーパー。すごい量のスパイスがこれでもかと鎮座しています。これは迫力満点！
しかしこれは、何を選べばいいのかなぁ。全然わかんないなぁ。どうせなら、ZIZOらしいカレーを作りたいなぁ。ZIZOらしいカレーってなんだよ、難しいなぁ。

……これくらい？

いや、まだ足りないぞ・・・ガサガサ。お、こんなところにも……。

・・・
・・
・

〜帰国後〜
ZIZOカレーを作るぞ！

何はともあれ、楽しい研修旅行を終えて帰ってまいりました。さぁ、忘れられないシンガポールカレーの味をZIZOカレーとして復活させるべく、Let’s Cooking！！

用意したのはこちらの食材です。ずらりと並んじゃいますよ〜〜

トマト缶、ココナツミルク、ライム、パクチー、オクラ、玉ねぎ、生姜、にんにく、梅干し、唐辛子、KAYAジャム、ナンプラー、鯛の頭、マスタードシード、クミン、ターメリック、カイエンペッパー、コリアンダー、カルダモン、クローブ、シナモン、ローリエ、ホワイトペッパー、ガラムマサラ。なんと計24種類！！

こんなにたくさんの味が合わさって、一つの料理になるなんてカレーって奥深いですよね！

まずは、ジャパニーズ食材の代表「梅干し」をイン！

ZIZOメンバーにたとえると、これはクリエイティブディレクターの加納かな。
顔、梅干しにそっくりだし！

次は、シンガポールから持ち帰ったKAYAジャム！ココナツミルクから作られた甘〜い魅力にすっかりハマってしまいました。きっとこのカレーにも異国の風を吹かせてくれるはず。

実はZIZOには、外国人スタッフもたくさんいるんですよ。この春からジョインしているジョスは、フランス出身の凄腕エンジニア。甘〜いマスクのナイスガイです。

メインとなるのは……もちろんシンガポールで虜になった、フィッシュヘッド！！　デザインチームを率いる我らがヘッド、ZIZO DESIGN 代表の前川を大胆に投入です！

……いやいや、まだまだパンチが弱いな。情熱のホットチリがきっと足りない！　スパイスをもっと！トウトウ！！

仕上げに、パクチーをたっぷりとね！　テクニカルチームの爽やか担当、エンジニア藤岡のようやわ〜。

できたーーーーー！これがスパイシーZIZOカレーだ！

美味しいんだけど、なんか足りない？？？

ZIZOカレーには、まだ何か足りないのか！？
・・・・・・
・・・！？

我こそはZIZOのもう一つのスパイスだ！というあなた！
ぜひご応募よろしくお願いします！