1988年の第1作発売以来、30年以上にわたり幅広い世代に楽しまれているボードゲームシリーズ「桃太郎電鉄」。
プレーヤーが鉄道会社の社長となって、日本全国を巡って物件を買い集めて資産額日本一を目指すというゲーム性から、地理や経済に興味を持つきっかけになったという人も多いはず。
当社は、学校などの授業で「桃太郎電鉄」を活用できる教材として株式会社コナミデジタルエンタテインメントが提供する、ブラウザ版「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」のフロントエンド開発を担当させていただきました。
『桃太郎電鉄 教育版』の特徴は、以下の通りです。
1.授業にあわせて、対象地域やプレー時間の設定が可能
通常の「日本全国」の他に、授業のカリキュラムに合わせ、「北海道」から「九州・沖縄」まで7つの地域が選択可能。一般的な授業時間で完了できる短い期間の設定や、対象地域を絞った学習ができます。
2.楽しみながら学べる、地理情報表示機能
駅に止まると、その駅や都道府県の基本情報を表示。さらにマップ上の建物や食べ物などのアイコンに虫メガネを合わせると、実際の建物や特産品、観光地、史跡などの情報を知ることができます。
3.教育現場での活用を想定したゲームバランスの再調整
誰かを指定して攻撃カードを使用する事ができない等、子ども同志のトラブルに発展する可能性のある要素を排除。また、相手のプレーを妨害する「貧乏神」を非搭載とするなど、過度に持ち金(資金)が変動しすぎないように調整されています。
2022年秋の発表後大きな反響を受け、2023年より学校教育機関への無償提供がスタートしています。
Client:
株式会社コナミデジタルエンタテインメント
Agency:
株式会社ワントゥーテン
Production:
株式会社ワントゥーテン
株式会社ZIZO DESIGN
株式会社Garage
株式会社細々
1-10, inc.
Producer:横田知子
Project Manager:新井成幸, 蒲生丈次
Technical Director:藤原義仁
Tech Lead:畑卓哉
Frontend Engineer:藤原義仁, 畑卓哉
Backend Engineer:富田良裕
3DCG Designer:中嶋真理
Designer:保坂奈央, 坂能光希
Support Engineer:岩中宏充, 萩原健司
ZIZO DESIGN
Frontend Engineer:中西智香, 武田泰明, 木村友軌, 熊谷俊作, 福録佑太
Director:坂口隆俊
Garage
Producer:齋藤隆
Manager:堤敦, 塚原嗣
2DCG:星野妃加里, 小松令奈, 小林可奈, 望月晴香
3DCG:内野陽介, 田中潮音, 杉崎香菜子
Movie:松邑加奈子
細々
Frontend Engineer:朝生直樹