箱根にある「箱根小桶園ユネッサン」は、水着で遊べる温泉テーマパーク施設。公式サイトリニューアルにあたり、デザイン制作のご相談をいただきました。
旧サイトは公開から3年が経過しており、スマホやタブレットへの最適化、年々増えている外国人利用者のための多言語対応など、いくつかの課題解決を見据えたデザイン改善が必要でした。また、ターゲット層とデザインのミスマッチや、ページごとのデザインルールのばらつきも解消すべき点として見受けられました。
まず初めにデザインコンセプトを提案し、関係者全員で目指すゴールを共有しました。全てのデザインは、このコンセプトに沿って決められています。
楽しさやワクワク感、温泉の温かさを暖色と各施設の色で表現。たくさんあるエリアやスパの魅力が伝わるよう、写真やバナーが目立つレイアウトを意識しています。情報の内容と構造を重視し、背景色の入れ方や余白、文字サイズにはルールを設けました。
また、このコンセプトは「水着で遊べる温泉テーマパーク」というユニークな施設を表現するキーワードとして、そのままメインコピーにも採用され、サイトのビジュアルに活かされています。
事前にコンセプトやベースをしっかりと定義し、プロジェクトの関係者全員で共有することができていたため、エリアごとのページを制作する際にも、混乱することなくデザインイメージを統一させることができました。ユネッサン様からも、情報が整理され非常にわかりやすくなったと高い評価をいただきました。
関係者が約20名とWebサイトの立ち上げとしては大きめのプロジェクトになったため、プロジェクトマネジメントには特に力をいれました。プロジェクトチームには強い一体感が生まれ、公開後には、ユネッサン様主催で「打ち上げ in 小田原」を盛大に開催していただきました。また行きたい!